白山〜湯ノ谷〜丸岡谷


平成8年5月19日平成13年4月28日平成24年5月5日

平成25年4月28日平成27年5月10日



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平成27年(2015年)5月10日 <メンバー> Mika、Murak、Yome、Hid、YAMA



踏み板が入りました♪(6:44)

3時20分集合。市ノ瀬に4時50分到着。
すでにみなさん準備中でした(^^)

スキーをザックに付けて、長い車道歩き。
5月8日に吊り橋の踏板が入ったので、
第一関門が解消(^^)/

中飯場から少し下って、尾根の末端から
登ります。

動画(4分28秒)へGO!


(7:30)


甚之助避難小屋(8:45)
甚之助避難小屋付近は風が強いです。
脚に力が入らず、既にヘロヘロ(涙)


(9:15)


十二曲(9:50)
黒ボコ岩へはスキーを担いで
アイゼンで登ります。


黒ボコ岩(みっちゃん提供)


(10:23)
黒ボコ岩に出ると強風です。天候回復を
期待しながら先へ進みます。


(11:03)


(みっちゃん提供)


滑走準備中(12:00)

水屋尻雪渓を登ります。室堂センター
には寄りません。

ハイマツがかなり出ているので、
近道を板を手に持って通過します。

大汝峰分岐でシールを剥がして滑降
準備。少し風が収まってきました。

スタート!(12:01)


(12:14)
湯ノ谷に入るまでの大斜面が
気持ち良かったです(^^)/


(12:26)



(12:27)


湯ノ谷


(12:30)
湯ノ谷は落石だらけです。板を
傷付けないよう、慎重に滑ります。


白山釈迦岳方面(12:40)
大曲の下は谷が割れ始めていたので、
早めに登ります。ここでやっと昼食♪


釈迦新道尾根へ登ります(みっちゃん提供)



(13:25)


(13:39)
疲労がたまって、ヨロヨロ後を追います。
白山釈迦岳までが遠く感じました。


白山釈迦岳(14:20)
釈迦岳で最後の休憩


丸岡谷(14:34)


(14:40)
丸岡谷は縦溝で滑りにくいので、
早めに台地に乗り上げます。


(14:53)


ブナ林(15:07)
ブナの台地はスキーが滑りません。雪面に
ブナの花がびっしり落ちています。


一面ブナの花(みっちゃん提供)


除雪された林道(16:12)

ブナは6〜7年に1度、大量に花を付ける
ようです。滑走面がニチャニチャです(泣)

標高1300m付近でスキーをザックに付けて
歩きになります。

林道に出てからも長かったです。シューズに
履き替えてテクテク歩きました。

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平成25年(2013年)4月28日

<メンバー> Taka、Naka、Iso、Tana、Mura、Yome、Hid、YAMA



(7:51)

朝5時市ノ瀬スタート! 兼用靴を袋に入れて、
ランニングシューズで歩きます。

別当出合は雪景色です。今日の最初の試練は、
踏み板のない吊り橋です。狭い鉄板を恐々
渡りますが、凍り付いていて怖かったです。

石段の急登を登りきると、すぐにスキー歩行
開始。新雪が非常に多いです!

動画(5分13秒)へGO!


(8:47)


加越国境方面(8:53)


甚ノ助付近(9:15)
甚之助ヒュッテで休憩。遅れている2人を
待ちます。避難小屋の屋根は少しだけ出て
いました。今年は雪がかなり多いです。


御舎利山方面(9:21)


エコーラインを目指します(9:39)
全員揃ったところで出発。トラバース気味に
登っていきます。ハイマツが殆ど雪の下なので、
楽にエコーラインに出ることができました(^^)


御舎利山方面(9:59)


弥陀ヶ原(10:23)
ひろろとろろさんは赤谷を滑るとのことで、
弥陀ヶ原でお別れです(^^)/~~


室堂(11:11)
室堂付近は北からの烈風がすごかったです。
建物の陰で簡単な昼食を摂ります(^^)


室堂(みっちゃん提供)


室堂と別山(11:35)
昼食後、近道コースで大汝峰を目指します。
風が強くて地吹雪状態でした(>_<)


大汝山(12:03)
尾根を越えるとアイスバーンです。小さな
谷を渡ることができず、ここでクトー装着。
なんとかトラバース気味に通過しました。


御前峰(12:03)


(12:14)


御前峰(12:15)


剣ヶ峰(12:15)
翠が池に出ると、今までの烈風がピタリと
止みます。風の通り道だったのかしら?


大汝山(12:15)


(Takaさん提供)
展望を楽しんでから、シールを剥がして
お待ちかねの滑降タイム(^^)/


湯ノ谷へGO!(12:42)
雪質は予想外のパウダー! 動画を撮り
ながら、広大斜面を滑っていきます♪


(12:53)


湯ノ谷(13:03)
少しコースを左寄りに取りすぎ、急な谷を
滑り降りるハメになります。幸いなことに、
下まで雪が繋がっていました。油断大敵!


(13:10)
本流から先行者のシュプール! スキー跡は
屈曲点付近で尾根へと登っていました。


屈曲点からシール登行(13:14)


釈迦岳を目指します(13:37)
先行者はトラバース気味に稜線下を進んで
いました。なかなか上手なライン取りです(^^ゝ


湯ノ谷源頭方面(13:38)


湯ノ谷と釈迦新道(14:00)


丸岡谷(14:38)
釈迦岳でシールを剥がし、丸岡谷へGO!


丸岡谷(14:43)


大滝へGO!(14:46)


大滝(14:50)
先行者はすぐに台地に登っていましたが、
我々は滝の下まで滑りました(^^)


台地に乗り上げます(14:58)


気持ち良いブナ林(15:00)


(15:04)


林道(みっちゃん提供)


最後は怖い雪壁(みっちゃん提供)

滝下で集合してから、トラバース気味に
台地に乗ります。広い台地は迷いやすいので、
GPSの画面を見ながらゆっくり下ります。

林道は雪で殆ど繋がっています。最大の
難所の雪壁を慎重に進み、嫌なトンネルを
通過します。

長い林道はかなり滑ることができました。
市ノ瀬で解散。ありがとうございます(^^ゝ

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平成24年(2012年)5月5日 <メンバー> Oba、Isoda、Matumura、YAMADA



嫌な吊り橋(7:04)

連休後半は雨予報で、かろうじて5日が
晴れ。前夜発で市ノ瀬で車中泊。寒いので
車中でプチ宴会後、就寝(^^ゝ

4時30分起床でカップ麺の朝食。5時に
ObaさんとIsoさんが出発。20分遅れで、
夜中に到着したマッチャンと出発!

兼用靴をザックに取り付け、シューズで
歩きます。荷物が重いので肩が痛いです。
別当出合は登山者や山スキーヤーで
賑わっていました。

踏み板のない吊り橋を怖々渡ります。
第一関門突破(^^ゝ
大長山方面(8:32)
甚之助避難小屋付近(9:13)
別山・御舎利山方面(9:24)
甚之助避難小屋(9:31)
エコーラインへのルンゼ(10:20)
弥陀ヶ原と御前峰(10:57)


弥陀ヶ原(Obaさん写真提供)

中飯場で最初の休憩。ここから林道を少し
戻って、尾根に乗ります。尾根末端では、
雪はかろうじて繋がっている状態でした。

次第にマッチャンがスピードアップして、
視界から消え去ります。3人はゆっくり
マイペースです。

甚之助避難小屋付近で、マッチャンが
滑り降りてきます。甚之助避難小屋外で
2度目の休憩。ここで、マッチャンから
剣岳大脱走ルンゼの結果を聞きました。
単独滑降で素晴らしい記録です!
室堂(11:22)
湯ノ谷川源頭部(12:52)
湯ノ谷川(12:58)
湯ノ谷川(13:04)
落石地帯(13:08)
白山釈迦岳方面(13:11)


大曲付近(13:15)

室堂に着く頃に、ガスが濃くなってきます。
昼食休憩後、湯ノ谷源頭部を目指しますが、
視界が殆どありません。GPSで慎重に進んで、
しばしガスが晴れるのを待ちます。

奇跡的にガスが一瞬だけ晴れ、湯ノ谷方面が
見えた時、チャンス到来でスタート!

湯ノ谷はザラメで快適でしたが、雪が切れ
かかっている狭い部分に下ってしまい、
階段登高で慎重に通過します。

落石地帯に入り、板をガリガリ言わせながら
下ります。大曲でシールを貼り、釈迦新道に
トラバース気味に登ります。
釈迦新道への登り(13:51)
湯ノ谷川(14:01)
丸岡谷(14:35)
丸岡谷(14:40)
大滝(14:45)
大滝(14:48)
ブナ原生林(15:14)
登山道を捜します(15:46)


林道のトンネル付近(16:16)

釈迦岳からは丸岡谷に下りますが、濃霧で
真っ白です。ここでも雪が切れかかっている
狭いところに下ってしまい、冷や汗をかきます。

大滝は左岸から下ります。先行者のシュプールは
さらに下っていましたが、我々は大滝下から
ツボ足で台地に登ります。

ブナ原生林台地は、GPSで方角を定めながら
下ります。なんとか登山道に出て、ここから
板をザックに取り付けて下ります。

登山道に出てからも、長い林道歩きが待って
いました。意外とタフなコースです。感謝(^^ゝ

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平成13年(2001年)4月28日 <メンバー> 単独行

御前峰

大汝峰から湯ノ谷に入る

広大斜面♪

湯ノ谷川


大汝峰から湯ノ谷に入る

前夜発で市ノ瀬駐車場にて車中泊。
4時50分起床で5時40分にゲート出発。
林道歩きに飽きてきた頃、軽トラックに
乗せてもらい、予定より早く、7時3分に
別当出合に到着。9時33分に甚ノ助小屋。
ここでF山岳会のGちゃんと海外遠征隊員Tさんが
追いついてくる。さすがパワーが違います。
話を聞くと彼らも同じルートを滑るとのこと。

弥陀ヶ原を横断するとやっと室堂センター。
御前峰を眺めながらビールで一人乾杯。
昼食を取っていると先ほどの2名が
追いついてきたので、再びビールで乾杯!
  <室堂 11:29〜12:28>
御前峰の肩を越え、大汝山の直下でシールを
はがす。13時22分、大斜面を滑降開始。
湯ノ谷に入ってからも素晴らしい斜面が続く。
標高1890mでシール装着して釈迦新道に登り返し。
14時53分に丸岡谷進入地点に到着。
ここで壮大な景観とお別れ。

釈迦岳に登り返す

丸岡谷を滑る♪

丸岡谷

15時18分に丸岡谷へ滑降スタート。
ここも素晴らしい斜面が続き、
快感で頭の中が真っ白状態。
1ヶ所滝で水流。ここは左岸を滑り降り、
少し行ったところで左のブナ尾根に
乗り上げることにする。ブナ尾根は
雪面が凸凹で滑りにくいことこの上なし。
それでもほとんど登山口付近まで
滑ることができ、大満足。15時57分に
釈迦新道登山口到着。意外にも
除雪してある林道を満足感に浸りながら歩き、
16時50分に釈迦林道のゲートに到着となった。


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平成8年(1996年)5月19日

<メンバー> Yamagata、Syu.Okada、Shin.Okada、Kawabata、Futatuya、YAMADA


大汝峰を目指す

今年は大雪だったせいか、やっと市ノ瀬までの
道路が昨日の朝9時に開通。湯ノ谷川の状態が
心配だが、最悪の場合は登り返す覚悟で決行。
市ノ瀬には6時25分到着で、6時50分出発。
最初から長い林道歩きである。


大汝峰を目指す

別当出合には8時15分到着。ここでしばし休憩
してから吊橋を渡る。途中からスキー歩行。

中飯場で10分休憩して、甚ノ助ヒュッテには
10時35分到着。天気が良く風もないので、
もう汗びっしょり。ここで少し腹ごしらえして、
11時ちょうどに出発。いつものようにエコーラインを
通り、室堂には12時35分到着。


湯ノ谷

まだ登りが残っているのに、どうしても
我慢できずにビールで乾杯(^o^)/
例年の5月連休のような雪景色である。
<昼食 12:35〜13:07>
ビールを飲んだあとの登りは辛い。
腹をさすりながら、最後尾をノロノロ歩く。


湯ノ谷

13時46分、御前峰の肩に到着。ここでやっと
スキーシールをはがす。14時5分、待望の滑降であるが、
しばらくは大汝峰中腹をトラバース。谷の全貌が見渡せる
地点から、湯ノ谷に向かって一直線。この大斜面が
今回のハイライトであった。雪質はグサグサで今ひとつで
あったが、スケールの大きさに感無量。よろけながら、
慎重に湯ノ谷に滑り降りたのであった。


落石地帯

谷に下りた地点は標高2130m。ここで、
今滑ってきた大斜面を見ながら休憩。
焼酎の雪割りがうまい。15時、滑降再開。
少し行くと、右岸の崩落による落石地帯。


振り返ると♪

そしてすぐに、標高1830mの大曲り。
ここでシールをつけて、釈迦新道に登り返す。
上から湯ノ谷を覗くと、釈迦岳下までは
クレバスもなく、まだ滑って行けそうであった。
白山釈迦岳手前の稜線で、雄大な景色を楽しみながら、
最後の滑降準備となる。


白山釈迦岳

16時30分、広々とした丸岡谷の滑降開始。
気持ち良く滑っていくと、丸岡谷唯一の滝。
雪が滝で切れていたので、真ん中の笹ヤブを
スキーを手にして、慎重に下りるはめになる。
再び快適な滑降を続け、谷がカーブするあたりから
左岸の台地に滑り込む。広大なブナの台地をしばらく
滑ると、次第に雪の状態が悪くなる。夏道が出ている
地点で滑るのをあきらめ、スキーをザックにくくりつける。
登山口には17時50分の到着であった。


丸岡谷

登山口に出ても、簡単には帰れなかった。
橋を渡った地点の雪壁トラバースに緊張を
強いられ、突然の落石に右往左往。気持ち悪い
ロックシェルターを通過して、やっと肩の荷が
下りたのであった。市ノ瀬の駐車場には
19時10分到着。満足感に浸りながら、
家路を急ぐこととなったのである。

<地図> 加賀市ノ瀬、白山


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