白馬岳〜杓子沢


平成8年5月25〜26日 杓子沢〜三次郎沢、 平成21年5月2〜3日 清水谷〜杓子沢〜長走沢

平成26年5月3〜4日 清水谷〜杓子沢〜長走沢



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平成26年(2014年)5月3〜4日 清水谷〜杓子沢〜長走沢 <メンバー> Oba、Naka、YAMA



猿倉(obaさん提供 8:37)

5月3日 猿倉〜大雪渓〜白馬岳

自宅4時発。福井から糸魚川まで高速利用。
<休日割引 2540円>

猿倉駐車場はほぼ満車状態。登山者や
山スキーヤーが次々と出発して行きます。

岩室付近から怪しい天気になります。
急登をスキーで登りますが、かなり
厳しかったです(汗)

氷雨とガスで視界が全く効きません。
這々の体で白馬山荘に到着。しばらく
体の震えが止まりませんでした(涙)



雪形(長走沢出合付近)(9:01)


白馬大雪渓(9:32)


白馬大雪渓(10:50)


白馬大雪渓(11:05)


剣岳方面(6:28)

5月4日 清水谷〜杓子沢〜長走沢

びしょ濡れになった衣類やザックの始末が
大変でした。寒いのでビールはやめて、
ウイスキーと焼酎で体を暖めます(^^)

夕食時から外が明るくなって、青空に
なってきます。ただ、風の音が一晩中
うるさかったです。

翌日は素晴らしい青空です。朝食後、
ピッケルアイゼンで山頂を往復します。

山荘に戻ってから、雪が緩むまでしばし
待機です(^^)



旭岳(6:29)


杓子・白馬鑓方面


雪倉・朝日方面(白馬岳山頂)(6:49)


白馬岳(obaさん提供)


白馬主稜を覗きます


山荘に戻ります(剣岳方面)(7:02)


白馬山荘(7:56)


清水谷へGO!(7:58)


白馬岳(8:00)


清水谷左俣(8:08)


清水谷左俣(8:12)


小尾根を越えます(8:17)


清水谷左俣(obaさん提供)

ほとんどの人が出発してから、やっと
外に出ます。準備の後、清水谷へGO!

雪質はややアイスバーン気味でしたが、
気持ち良い斜面です。そのまま狭い
清水谷に入って行きます(^^)/

清水谷は最初は狭いですが、次第に
広い斜面になります。

岩壁が左に見えてくると、小尾根を
乗り越えて右隣の谷に移動します。

二俣で休憩後、シールを貼って杓子の
コルを目指します。



清水谷左俣(8:18)


清水谷左俣(8:21)


二俣から杓子のコルを目指します(8:45)


清水谷右俣(8:55)


清水谷右俣(9:10)


清水谷右俣(9:33)


杓子のコル直下(9:56)


杓子のコル(10:23)


杓子沢へGO!(10:32)


杓子沢(10:33)


杓子沢(10:39)

杓子のコルでシールを剥がし、杓子沢へGO!
最初は広くて緩やかな斜面なので安心です。

次第に急傾斜になり、慎重に滑っていきます。
喉付近から落石とデブリが酷くなり、非常に
滑りにくいです(汗)

デブリの山と溝を越えながら、なんとか下って
行きます。三次郎沢の台地下でシールを貼り、
台地に登ります。

台地でやっとひと息入れます。ポットのお湯で
カップ麺の昼食です。鑓温泉は山スキーヤーや
登山者で大賑わいの様子でした(^^ゝ


いちばん急な箇所(10:45)


杓子沢(10:47)


絶壁下のデブリ地帯(10:54)


やっとひと安心(11:02)


三次郎沢の台地に登ります(11:28)


鑓温泉方面(11:44)


台地で昼食・休憩(11:44)


長走沢のデブリ(12:44)


長走沢(12:51)


長走沢(12:54)


長走沢(obaさん提供)

台地で休憩後、稜線まで登って行きます。
コル付近にはテントが数張りありました。

長走沢は予想通り雪グサグサ。途中から
デブリが酷く、まともに滑られません(泣)

安全運転で滑って林道に出ます。猿倉へ
移動途中、野人さんに遭遇します。

お話を伺うと、朝4時に猿倉をスタートし、
白馬主稜を登って白馬沢左俣を下った
とのこと。いやはや凄い人達です(^^ゝ

桜と温泉を楽しんで、連休が無事終了♪


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平成21年(2009年)5月2〜3日 清水谷〜杓子沢〜長走沢 <メンバー> Oba、Takagi、YAMADA




5月2日 猿倉〜大雪渓〜白馬岳

鯖江を3時半出発予定だったが、寝過ごして
しまい、出発が4時になってしまう。徳光PAで
Takagiさんを乗せ、糸魚川で高速を下ります。
白馬村には7時30分到着。猿倉に移動して
8時18分出発。最初からスキー歩行です。
白馬尻で最初の休憩。金山沢の出合は、
谷が割れていました。(写真は9:03)

白馬尻 9:37〜9:49

白馬大雪渓(10:09) 白馬大雪渓(11:06)
白馬大雪渓(11:52) 白馬大雪渓(12:20)


白馬大雪渓(12:49)

寝不足で大雪渓の登りはヨレヨレ(苦行)
景色は4月末の降雪でリニューアル。
気温が高く、雪も緩んでいたので、
クトーなしで登りきります。小雪渓に
入って傾斜が緩くなった地点で昼食休憩。


昼食休憩 12:46発


杓子岳と白馬鑓(13:54) 村営頂上小屋(14:20)
白馬山荘(14:25) 旭岳(14:41)


白馬山荘(14:41)

山荘にはヘロヘロ状態で到着。これでは
旭岳に滑りに行くことはできません。
部屋に入って、さっそくビールで乾杯♪
疲れていましたが、いちおう山頂だけは
踏んでおこうということになり、空身で
山頂を往復します。白馬主稜を覗き込み
ますが、あまりの急壁に頭がクラクラ?
夕食は具たっぷりの豚汁と天ぷら(^^)
たいへん美味しかったです♪


朝日・雪倉方面 小蓮華岳
白馬主稜 白馬山頂にて(写真提供Mr.Oba)



5月3日 清水谷〜杓子沢〜長走沢


5時起床で6時朝食。雪が緩むまで、ゆっくり
部屋でくつろぎます。7時30分頃から準備に
とりかかり、8時出発。剣岳を正面に見ながら
まずは清水谷左俣へと大斜面を滑り込みます。
一昨年はバリバリのアイスバーンでしたが、
今年は固めのバーン程度。気持ちよく清水谷
左俣に下りることができました。

杓子岳と白馬鑓ヶ岳


剣岳と毛勝三山 清水谷へ出発
剣岳 剣岳と清水谷左俣
清水谷左俣 清水谷左俣


二俣

二俣で最初の休憩。白馬鑓の稜線に数人の
パーティーが登って行くのが見えます。
我々は清水谷右俣を登ります。この右俣は
穏やかな谷で、気持ちよく登ることが
できました。ところどころで硫黄の匂い。
温度が高いのか、谷が割れて水流が出ている
所がありました。

二俣 8:27〜8:45


杓子のコルに出発 清水谷右俣
清水谷右俣 清水谷右俣
清水谷右俣 杓子岳


杓子沢

右俣を登っている途中で、縦走路を行く人達が
見えます。杓子のコルには10時14分到着。
風が強いので、窪地に避難して滑降準備。
滑り出しは緩やかで広いので、安心です。
雪質もクリーム状で素晴らしく、快適ターン♪
次第に傾斜がきつくなりますが、問題なし!
一気に三次郎沢の台地手前まで滑り込んで、
第一関門突破。ここから台地まで、私だけ
ツボ足、残る2名はザックに板を付けて登ります。

小日向のコル 10:14〜10:33


杓子沢 YAMADA(写真提供Mr.Oba)
杓子沢 小日向山方面
YAMADA(写真提供Mr.Oba) Mr.Takagi
Mr.TakagiとMr.Oba 台地で休憩



三次郎沢の台地で昼食休憩。残り物のパンを
お茶と一緒に無理矢理腹に流し込みます。
この標高になると、新雪と茶色の雪が
まだら状態。周囲を見渡すと、温泉沢方面に
向かう人が大勢いる模様。いつもなら落石の
音がうるさい杓子沢も、今日は静まりかえって
います。本当に好条件でした。神に感謝!

昼食休憩後、板にシールを貼って稜線まで
ひと登り。小日向のコルから大勢の登山者が
こちらの方にやって来ました。どうもこの辺りで
テントを設営する様子でした。


稜線 11:42〜11:54


長走沢 長走沢
長走沢 長走沢


長走沢

長走沢は完全に期待はずれでした。最初だけ
気持ち良く滑ることができましたが、次第に
重雪のザクザク状態。無理にターンすると
怪我をするので、シュテムターンとプルーク
ボーゲンでゆっくり滑り降りました。

林道 12:29
猿倉駐車場 12:39


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平成8年(1996年)5月25〜26日 杓子沢〜三次郎沢〜長走沢 <メンバー> Okada、Kawabata、Futatuya、Hori、Kuzuno、YAMADA



大雪渓

<5月25日 晴>

久しぶりの大雪のため、二俣から先は
一般車両進入禁止。タクシー2台の余計な出費。
ゲート出発は9時40分。大雪渓は新雪のため
真っ白。先頭についていけず、よれよれで
白馬山荘に到着。時間があるので山頂往復。
疲労困憊で小屋に戻り、ビールで乾杯!




杓子沢・滑降開始

<5月26日 晴>

8時15分出発。杓子のコルには、
9時35分到。杓子沢の出だしは、
意外と緩やか。しかし、すぐに急斜面。
両側から頻繁な落石。雪はグサグサの新雪。
ジャンプターンを数回すると膝がガクガク。
デブリにも悩まされ、快適なスキーとは
いかなかった。

杓子沢と三次郎沢の小尾根に少しだけ
登り返し、見晴らしのよい台地で休憩。
元気な3名が双子尾根に向かい、しばらくして、
歓声を上げて三次郎沢に滑り込んでくる。
残りの者も、標高差200mのスキーを楽しむ
ことになった。登り返しがえらかったが、
ここの雪質が一番良かった!



杓子沢の全貌



13時に双子尾根を出発。長走沢はところどころ
デブリが出ていたが、まずまずの斜面。
ゆっくりと滑りを楽しみ、猿倉には13時
50分到着。帰りもタクシー利用。

<地図>白馬岳、白馬町


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