銚子ヶ峰〜願教寺山〜薙刀山

平成4年3月20〜21日平成5年3月20〜21日平成23年4月10〜11日

平成24年4月7〜8日
 

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石徹白大杉〜神鳩避難小屋〜銚子ヶ峰〜日岸山〜薙刀山

平成24年(2012年)4月7〜8日
  <メンバー>Taka、Oba、YAMA




長い林道歩き(9:20)

自宅を5時50分出発。ゆっくり走って、
白鳥道の駅には8時前に到着します。

道の駅から1台の車に乗って桧峠を越え
ますが、前日の雪のため路面は真っ白。
橋のたもとに駐車して、準備の後出発!

最初からスキー歩行です。林道途中に
MTB(GIANT)が1台デポしてありました。
石徹白大杉登山口に着くと、前方から
黄色ヤッケのスキーヤーがカッ飛んで
きます。やはり、元気一杯のゲンちゃん
でした(^^)



石徹白大杉(Obaさん写真提供)


(Obaさん写真提供)


(Obaさん写真提供)


(14:26)


(15:33)


小屋はもうすぐ(Obaさん写真提供)



神鳩避難小屋(15:55)

神鳩避難小屋入口は雪が吹き込んで凍り
付いていました。備え付けのスコップで
除雪作業ですが、すぐにGive Up! 2階の
出入口から入ることにしました。

この日は貸切かと思っていましたが、4名の
ガイドツアーと単独行1名がやって来ました。
プロガイドは、大日のNaoki KAWATAプロ(^^ゝ

夕食は散らし寿司とラーメン。食事が終わると、
もうすることがないので、早めに就寝〜



2日目(6:22)


出発♪(Obaさん写真提供)


(6:37)


別山(6:53)


母御石と銚子ヶ峰(6:53)


別山(7:00)


銚子ヶ峰と別山(7:15)


銚子ヶ峰山頂(Obaさん写真提供)


別山と三ノ峰(7:37)


別山と三ノ峰(7:52)


願教寺山から野伏ヶ岳(8:08)

翌日は4時起床。ガイドツアーは5時に出発
していきました。簡単な朝食後、6時過ぎに
小屋を出ます。素晴らしい景色に感動しながら
母御石を目指します。単独行の人は、銚子ヶ峰で
戻るようでした。

銚子ヶ峰からは別山が大迫力♪ これから行く
願教寺山から野伏ヶ岳の稜線もよく見えます。
用心のため雲石までシール歩行ですが、右側の
雪庇が怖くて福井県側を進みました。

雲石からはアイスバーンの斜面を下ります。
Takaさんの調子が今ひとつで、しばし待つ
ことになります。


三ノ峰・二ノ峰・一ノ峰(8:12)


雲石(8:13)


願教寺〜日岸〜野伏(8:54)


願教寺山方面(8:56)


銚子ヶ峰方面(9:18)


銚子ヶ峰方面(9:29)


願教寺山と1615m峰(9:33)


三ノ峰(9:41)


三ノ峰(9:43)


銚子ヶ峰(9:47)


日岸山方面(9:51)

1615m峰の手前の斜面を滑り、トラバース気味に
緩やかな尾根を越えます。次の谷も広大斜面♪
ここはかなり下ります。重雪でしたが、なかなか
楽しい斜面でした。願教寺山の直下で休憩(^^)

休憩後、再び広大斜面をトラバース気味に滑って、
よも太郎山は割愛。山頂には数人の登山者の姿!

日岸山との鞍部でシールを貼り、北東尾根を
登ります。アイスバーン斜面なので、途中で
クトーを装着。尾根を越すと、もう1つ大きな
ピークが! 日岸山は双耳峰でした。山頂で
やっと昼食です(^^)



願教寺山(9:51)


ドロップイン♪(10:42)


日岸へトラバース(10:42)


よも太郎山と日岸山の谷(10:57)


日岸山へ登ります(11:37)


願教寺山と別山(11:44)


願教寺山と別山(12:06)


日岸山(13:18)


野伏ヶ岳(13:43)


薙刀平へGO!(13:58)


野伏ヶ岳(15:02)

日岸山からの南東尾根が素晴らしかった。
気持ち良く滑って、少し右にコースを変えて
薙刀山への稜線直下に出ます。ここから
シールを貼って最後の登り。体調不良の
Takaさんも頑張っています。

薙刀山は足跡だらけでした。今日は大賑わい
だったようです。しばし休憩後、薙刀平へと
滑りますが、雪が重くてスキー操作に苦労。

椎高谷を渡って和田山牧場跡地に出ると、
ゴールは近いです。仲間と健康に感謝(^^ゝ


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石徹白大杉〜神鳩避難小屋〜銚子ヶ峰〜日岸山〜薙刀山

平成23年(2011年)4月10〜11日
  <メンバー>Oba、Tachiyo、YAMADA



長い林道歩き(Mr.Oba 写真提供)

鯖江を5時出発。観光バスの後ろについて
安全運転でしたが、7時前に道の駅白鳥に
到着します。Obaさんと合流後、2台の車で
上在所に向かいます。白山中居神社付近は
登山者や山スキーヤーの車で大賑わい!
なんとか奥に2台分のスペースを確保。

林道入口にはゲートが置かれて進入禁止の
看板が立ててあります。8時過ぎに出発。
スキー板をザックに取り付けて、最初から
林道歩行です。釣り師の車が何台か林道奥に
進入していました。
登山口はすぐそこ!(10:08)
石徹白大杉(10:39)
雑木林の登り(Mr.Oba 写真提供)
野伏ヶ岳をバックに登ります(11:11)
緩やかな尾根(12:04)
あちこちに古木が!(12:52)
のんびり進みます(13:03)
母御石(Mr.Oba 写真提供)


もうすぐ避難小屋(13:15)

石徹白大杉の登山口からスキー歩行です。
すぐに有名な石徹白大杉です。時間は十分に
あるので、雪景色を楽しみながらゆっくり
ペースで進みます。

次第に主稜線が近くなると、神鳩避難小屋の
赤い屋根が見えます。2階の冬季入口はかなり
足元がやばそうでした。幸いにも1階入口の
前にはほとんど雪がなく、雪囲いの横板を
簡単に外すことができました。この雪囲いには
雪国の知恵が詰まっていて、なかなかの
優れものです。さっそく小屋の中に入って、
ゆっくり休憩しました(^^)

神鳩避難小屋(Mr.Oba 写真提供)
避難小屋入口(13:28)
休憩後、母御石を目指します(Mr.Oba 写真提供)
三ノ峰・別山方面(14:11)
母御石・銚子ヶ峰方面(14:17)
銚子ヶ峰方面(Mr.Oba 写真提供)
三ノ峰・別山(14:25)
三ノ峰・別山(14:28)


丸山・芦倉山(14:28)

時間も早いので、休憩後は母御石までツーリングに
出かけました。別山や三ノ峰の写真を撮りながら、
のんびり進みます。母御石の手前は急斜面ですが、
雪が緩んでいるので難なく通過しますが、明日は
早立ちなので、かなり厳しいかもしれません。

母御石で景色を楽しんでから、お待ちかねのスキー
タイムです。試しに美味しそうな北斜面に入った
ところ、ガリガリのアイスバーンでした。次は
南面の谷を少し滑りましたが、シャーベット状の
快適な雪質でした。このままトラバース気味に
神鳩避難小屋に戻ります。小屋の下の斜面も
美味しそうだったので、少しだけ滑ってみました。
丸山方面(14:47)
銚子ヶ峰と別山(14:48)
別山(15:07)
神鳩避難小屋方面(15:16)
神鳩避難小屋に戻ります(15:24)
神鳩避難小屋を出発!(6:25)
母御石の登り(6:48)
丸山・神鳩避難小屋方面(6:59)


銚子ヶ峰の登り(7:09)

小屋は非常に快適でした。翌日は4時30分起床。
カップ麺の朝食後、6時30分に小屋を出ます。
昨日のスキー跡がバリバリに凍っています。
空には薄雲が広がっていますが、視界は上々。
ただ、天気予報は晴のち雨なので、早めに下山
しなければなりません。心配だった母御石の
急斜面はなんとかスキーアイゼン装着で乗りきる
ことができました。

銚子ヶ峰の広大な尾根を進みながら、別山や
今から行く願教寺山から野伏ヶ岳までの雄大な
景色を満喫します。銚子ヶ峰でシールを剥がし、
いよいよ滑降開始ですが、岐阜県側の雪庇が
かなりズタズタに割れていたので、福井県寄りに
進んでドロップポイントを捜しました。

三ノ峰・別山(7:31)
赤兎山・大長山方面(7:46)
銚子ヶ峰(7:50)
広大な県境尾根(7:52)
日岸山・願教寺山方面(7:53)
三ノ峰(8:20)
野伏ヶ岳〜薙刀山〜日岸山(8:22)
日岸山・願教寺山方面(Mr.Oba 写真提供)


滑降ライン(9:07)

広大な県境尾根に滑り降りてからは、のんびり
進みます。過去2回とも稜線沿いに縦走しましたが、
今回はできるだけピークはカットして、谷を滑って
登り返すことを心がけます。まず、願教寺山東隣の
1615mピーク手前で岐阜県側の谷に入り、トラバース
気味に願教寺山の山頂直下に出ました。

ここからが今日のハイライトでした。思い切って
真っ白な谷にシュプールを刻み、小尾根に乗り
上げます。そのまま、よも太郎の直下を横断して、
よも太郎山と日岸山との間の谷に出ます。ここで
シールを貼って、日岸山の北東尾根を登ります。
振り返ると、願教寺山の岩壁がすごい迫力でした。
余韻に浸りながら、日岸山の山頂を目指して
ゆっくりペースで登ります。そろそろ体が悲鳴を
上げてきたようです。
トラバース気味に滑ります(9:22)
日岸山の登り(9:48)
願教寺山の滑降ライン(10:42)
日岸山にて(三ノ峰方面)(11:07)
薙刀山の登り(12:21)
薙刀山にて(12:34)
薙刀平へGO!(12:52)
野伏ヶ岳(13:00)


和田山牧場跡地(13:55)

日岸山からは南東の大斜面を滑ります。ここも
素晴らしい雪質で、思う存分に滑ることができ
ました。山の神に感謝です!

谷の安全な場所で昼食休憩ですが、ソーセージと
クラッカーで簡単に済ませます。ここから最後の
登りです。尾根の笹藪がかなり露出し、そろそろ
賞味期限が近づいているようです。薙刀山に着くと、
空模様が怪しくなってきました。急いでシールを
剥がして、最後の滑降へとスタート!

和田山牧場跡地からの林道は、疲れた脚には
拷問でした。スキーを履いたり外したりしながら、
なんとか橋のたもとに到着。車に乗る頃に
とうとう雨粒! なんとか雨に濡れずに終える
ことができました。同行の仲間に感謝(^o^)/

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銚子ヶ峰〜よも太郎山〜日岸山〜薙刀山〜野伏ヶ岳

平成5年(1993年)3月20〜21日
<メンバー>Muraoka、Okada、YAMADA

1日目

白山中居神社の近くに車を止めて出発。
長い林道スキー。この林道が辛かった。
兼用靴が足指にあたって拷問状態。
いつもながらこの靴には泣かされる。

登山口で簡単な昼食。神鳩小屋には
15時38分到着。去年よりかなりの
ハイペース!

小屋の入り口は雪で埋まっていたが、
幸いにも裏窓から中に入ることができた。



銚子ヶ峰



2日目

吹き込んでいた雪を片づけるのにしばし
手間取ったが、なんとか寝床を確保して
夕食。石狩鍋で飲む酒がたまらない♪


翌日は6時起床で、7時15分出発。
天気は最高の快晴。母御石の手前で、
テレマーカーが1人近づいてくる。



銚子ヶ峰と別山








野伏ヶ岳〜薙刀山〜日岸山〜願教寺山


三ノ峰と別山


三ノ峰と別山



聞くと、この近くでビバークした
とのこと。昨日のシュプールは
彼のものであった。銚子ヶ峰には
8時25分到着。

ここでシールをはずして、滑降の
準備に入る。去年は天気が悪くて、
ずっとシールをつけたままだった。
今年は雪辱戦。テレマーカーも、
ようやく追いついてきて、ここから
4人で行動である。

まず、しゅういち氏が先頭で、
華麗な滑りを披露(^^ゝ
新雪とザラメが混ざっていたが、
快適に大斜面を堪能することが
できたのである。















三ノ峰をバックに♪


三ノ峰と広大稜線

願教寺山

9時26分、登りにかかったので
シールをつける。

10時33分、願教寺直下で
シールをはずす。去年はこの
やせた急斜面をツボ足で登った
のであったが、今年は頂上省略。

願教寺山をトラバースする大斜面を、
華麗な?ターンで滑ったのである。
最高!

11時2分、よも太郎直下で
シールをつけるため小休止。

願教寺山の福井県側は赤茶けた
山肌をさらし迫力満点である。
岐阜県側のなだらかな山容とは
対照的。実にいい山である。



願教寺山


願教寺山


1人増えました♪








願教寺山と別山


日岸山

日岸の大斜面♪

よも太郎の山頂もトラバース
気味に通過して、日岸山には
12時47分到着。

ここからまたシールをはずして、
大斜面の滑降。痛快!痛快! 

13時10分、薙刀山との
鞍部でやっと昼食となった。
昼食後、またシールをつけて、
薙刀山の大斜面を各自気ままに
登る。

14時30分、薙刀山に到着。
あたりには、スキーやワカンの
跡が散乱しており、今日は
かなりの賑わいだったもよう。

さっそく写真を撮って、最後の
滑降に備える。さあ、野伏ヶ岳
との鞍部を目指して、出発!



薙刀山の登り






別山方面


野伏ヶ岳


薙刀山


薙刀山から下ります


野伏ヶ岳方面


野伏ヶ岳を目指す


薙刀山


和田山牧場跡地からの展望

野伏ヶ岳

コースは、雪庇を避けて稜線の左側。少し登り
返して、そのまま谷底へと先行者のシュプールを
たどる。最後は少しトラバース気味に尾根を越えて、
野伏ヶ岳の北東尾根に出る。Muraokaさんだけが
谷底をそのまま滑って、我々より先に林道に出ていた。

和田山牧場跡地の横断は、いつもながら疲れた体に
こたえる。小休止の後、足跡だらけの林道を滑って
行く。16時30分、橋のたもとに到着。今回は
天気に恵まれて、最高の山スキーを楽しむことが
できた。仲間に感謝!


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銚子ヶ峰〜願教寺山〜よも太郎山〜日岸山〜薙刀山〜野伏ヶ岳

平成4年(1992年)3月20〜21日
<メンバー>Muraoka、Muranaka、YAMADA



福井を6時過ぎ出発。予定は神鳩小屋。石徹白川
沿いの道が通れて、予定よりも早く上在所に到着。
白山中居神社を8時出発。最初からシール歩行。
林道は、不気味デブリがあちこち出ていて、
結構疲れる。途中2度ほど休んで、登山口には
11時10分過ぎに到着。12時10分頃昼食。
神鳩避難小屋には15時5分到着。早めの夕食を
とって、あとは寝るだけ。天気予報では明日は
全国大荒れの天気になるとのこと。一晩中風雨が
小屋を揺るがし、不安の一夜となった。


6時起床。外は小雨。7時出発。銚子ヶ峰に着く
頃には全く視界がきかず、この先不安。シールを
付けたまま慎重に下ることになった。


1784mの分岐(三ツ子石)で地点確認に手間どる。
ここから左に入る。この広い尾根は複雑な支尾根が多く、
ガスった時には注意が必要。願教寺山の手前では
とうとう風雪。濡れた手袋が凍え、も−たまらん。
直下ではついにツボ足となり、やっとの思いで山頂に
到達。山頂は10時30分通過。視界さえよければ
この下りも滑れるのに....
神鳩避難小屋

冷たいミゾレ

天候回復

薙刀山



野伏ヶ岳

よも太郎山は11時35分に通過。地点確認に時間を
費やした。日岸山には12時20分到着。薙刀山へ
登りかけた所でやっと昼食。この頃から陽が射しはじめ、
周囲の山々が姿を見せるようになる。振り向けば今日
通ってきたコースが全部見渡せて大感激! やっと
シールをはずして、今日初めての滑降。野伏ヶ岳への
最後の登りも快調。再びシールをつけて、頂上直下
1640m地点には16時35分到着。最後の滑降準備は
地吹雪の中。斜面はアイスバーン。気を引き締めて
さあ大滑降だ。北東尾根の上部はアイスバーンで
快適だったが、下部に行くほどモナカ雪。スキー操作に
悪戦苦闘して、やっと林道に出た。登山口には
19時15分到着。

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