針ノ木雪渓


平成10年5月10日 針ノ木峠、平成11年5月30日 マヤクボ沢

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平成11年5月30日 針ノ木雪渓からマヤクボ沢 <メンバー> Okada、Hamada、Futatuya、Yamagata、Chikaraishi、Kuzuno、YAMADA


マヤクボ沢

4時30分起床で、朝食後すぐに扇沢に移動。
準備の後6時50分に出発。去年の反省から、
堰堤沿いの林道を進み、なんなく雪渓末端に出る。
登山道利用とはえらい違いである。これで気を
良くして、針ノ木岳を目指して出発! 新緑が美しい。
    <標高1725m雪渓末端 7:50〜8:00>


稜線は近い

標高2240mのマヤクボ沢出合いには、9時6分到着。
シール歩行を続行したが、途中の急斜面で四苦八苦。
たまらずつぼ足になる。ステップ跡をたどるとかなり楽。
もっと早めにつぼ足歩行に切り替えるべきであった。
しゅういちさんだけがスキーで登り切り、全員拍手。

斜度が緩やかになってから再びスキー歩行。
標高2640mのコルには10時48分到着。
ここから全員がザックにスキーをくくりつけ、
雪のない稜線の岩稜歩き。


黒部湖

山頂には11時30分到着。
槍ヶ岳から立山・剣岳・白馬岳
などの大展望に感謝して乾杯!
<昼食 11:30〜12:10>



出だしは急!

滑降は山頂から10mほど下った地点から。
狭くて急なので、少し稜線を下った地点を偵察。
そのうちに、1人が斜面の誘惑に負けて滑り出し
てしまい、全員彼の後を追うことになる。
これが失敗だった。例によってKimikoさんが滑落。
次第に滑落スピードが上がり、まわりは呆然と
眺めるだけ。ここで幸運にも浜ちゃんが下で
待ちかまえていて、必死のタックル。
2人でもつれながらさらに滑落していったが、
岩の手前で奇跡的に停止。危機一髪で
実に危ない場面。もっと丁寧な指示を出して、
安全確保に留意すべきであった。


広大斜面

広い斜面に出てからは、各自のスキー姿を撮りながら楽しい滑降。
マヤクボ沢出合いには12時52分到着。さっそく埋めておいた
ビールを掘り出して、みんなでまわし飲み。山スキー万歳!
  <マヤクボ沢出合 12:52〜13:25>


下は悪雪

最後は荒れた斜面に難儀しながら、
なんとか雪渓末端まで滑る。
ここからは河原歩き。堰堤を
幾つか越えて、林道に出る。
林道はすでに初夏の匂い。
新緑を愛でながら今シーズン
最後の山スキーは無事終了。


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平成10年5月10日 針ノ木峠 <メンバー> Okada、Hamada、Futatuya、Hasitani、Yamagata、YAMADA

針ノ木雪渓
針ノ木岳




針ノ木峠


雪を求めて八方尾根スキー場の付近でテント泊。
12時過ぎまで小宴。朝4時起床で大町へ移動。
扇沢の無料駐車場に車を置いて、6時25分出発。
ところどころ車道を通って、針ノ木雪渓を目指す。
夏道はアップダウンが多く、兼用靴泣かせ。
大沢小屋を7時35分に通過し、7時45分に
やっと雪渓に降り立つことができる。
<標高1700m 7:45〜8:05>

休憩後、スキー歩行開始。コースは単純で、
遠くに登山者の列。寝不足のためか体が重く、
早めにツボ足歩行になる。マヤクボ沢出合で、
プロのスキーツアーに追いつく。ここで全員が
ツボ足歩行になる。斜面はだんだん急になり、
ついて行くのが辛くなる。斜度が少し緩くなった
ところで、10時50分に針ノ木峠到着。

頂上には行かず、黒部側の谷を滑ることになる。
この斜面が非常に良かったが、登り返しは辛い。
やっとのことで峠に戻り、待望のビール♪
プロのツアーも我々の後を追うように、
黒部側に滑降開始。
<標高2080m 9:03〜9:10>
<針ノ木峠 10:28着>

13時32分、下山開始。斜面は小石が多く、
あちこちでスキーが嫌な音を立てる。写真を
撮りながら滑っても、下まで約30分。
14時05分に楽しかったスキーの終了。
ここからスキーをザックにつけて、夏道を歩く。

黒部側の谷


黒部側の谷

黒部側の谷

黒部側の谷
針ノ木雪渓



残雪の河原をプロのスキーツアーが
歩いているのが目に入る。これは良い
ルートがあるに違いないと、さっそく
後をつける。その結果、夏道より
かなり楽に林道に出ることができる。
プロのツアーは特別許可があるのか、
堰堤の真下まで車を乗り入れていた。

帰りは車道を歩き、扇沢のゲートには
15時3分到着。疲れを癒すため、
大町温泉の「薬師の湯」に直行。
通い慣れた北陸高速道。今シーズンも
いよいよ終わりである。

針ノ木雪渓





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