平成6年9月10日
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亥向谷支谷〜北岳の地図
桜久保から林道に入ります。最初だけ 舗装してありましたが、すぐにダート。 標高760mで崖崩れがあり、この手前に 駐車。出発は7時50分。林道を少し 歩いてから沢に入る。 堰堤を2つ左から越えると、標高801mの 北岳からの沢との出合。この出合は、地図 では標高501mとなっていた。しばらくは ゴーロ歩き。水のきれいな沢です。 |
8時46分頃から滝が出てくる。 右岸の20m滝を通過してしばらく 行くと、4mの滝。ここを越えると 次は大股開き。楽しい沢です。 10m滝は3人は左(右岸)から高巻くが、 1人だけが右端を直登しました。 滝の上で20分の休憩。休憩後すぐに 10m滝。右の逆層スラブの草付を 登ります。ここは高巻きに15分程 かかり、少しばかり緊張。 |
あとは小滝ばかりになり、どんどん 高度を稼ぐ。股開きで滝を越えた標高 1155mで早めの水汲み。水が涸れると 谷は露岩帯になり、アルペンムードを 楽しめるようになる。 標高1320mの二俣を右に入ると、谷は 細い溝状スラブになる。細かいホールドが 結構あり、楽しいクライミング。全身を 使って高度を稼ぎ、最後は数分のヤブ漕ぎで、 登山道に出ることができた。 北岳山頂は狭いので、赤兎・法恩寺分岐 で昼食。いつものようにビールで乾杯し、 白山を眺めながらの楽しいひとときを 過ごしました。昼食 12:12〜13:22) 下りは赤兎山への縦走路を使う。標高1421mの 手前から沢に入る。この谷は土石で埋まって おり、下降には楽な沢です。 |
核心部の懸垂下降 標高1000mまでは平凡。しかし、 ここから6m滝を右岸から高巻き。 次の滝は懸垂下降。下に着いてから 上を見上げると、すごい滝。40m ザイルが少し足りなくて、危ないところ だった。次の5m滝の上には、懸垂下降 のための捨て縄が木に巻いてあった。 ここを過ぎると谷は平凡になり、すぐに 本流との二俣。本流は貧弱で、地図を出して 見るまでは本流だということがわからなかった。 (休憩 15:42〜15:53) ゴーロ状の本流をしばらく下ると、堰堤が 1つ。谷は次第に広くなり、広大な河原に なったと思うと、そこが北岳からの沢との 出合。駐車地点には16時30分の到着です。
<地図> 願教寺山、越前勝山
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