願教寺谷〜願教寺山
昭和59年(1984年)10月10日 、
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願教寺谷 福井5時集合。善五郎橋の下に 車を置いて、工事中の堰堤まで 林道歩き。谷は林道工事のため 見るも無惨。乱暴な開発行為に 憤りが生じる。工事現場を過ぎ ると、谷は昔ながらの美観を保つ。 いきなりミニゴルジェが現れ、 両手両足で踏ん張ってどうにか 通り抜けられたのである。1名 だけ失敗して水の中に落ちたが、 たいしたこともなくひと安心。 次の滝は、昔は岩の間から上に 出られたそうだが、今は土砂で 埋まっており、左から高巻き。 草が生えただけの斜面は脆く、 全員が上に出るのにかなり 時間がかかってしまった。 |
両手両足で踏ん張って登る |
8m滝は左を高巻き |
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一枚岩8m滝出合 |
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稜線は近い |
源頭部 あとは連続する小滝を次々に クリア。かなり上に行った ところに石垣の堰堤があり、 不思議な気持にさせられる。 このあたりまで来ると、両側は 大絶壁。迫力満点で、県内の 山にはとても思えなかった。 最後の詰めで少し左に行きすぎ、 絶壁にぶち当たってしまい、 戻って右の草付きを登るが、 少しばかり緊張。 稜線には10時35分到着。 登り始めて3時間であった。 |
願教寺山 ここで時間に余裕があるので、 よも太郎山を往復することに なる。これが実にえらかった。 背の高い根曲り竹をかき分けて よも太郎山には12時到着。 よも太郎山で昼食後、帰りは いったん下って再び願教寺山に 登り返す。休憩後、小ピークを 2つ越えて最低鞍部からカサバノ 谷に下ることになる。 20分ほど下ったところ水流 豊富な沢と合流し、そこから 少し下るとワサビ畑である。 ワサビ畑からは微かな踏み跡が ある。幅ヶ平の上部をぐねぐね と回りながら、オウレン畑を 幾つか過ぎると下小池キャンプ場 付近の橋のところに出た。 |