別山周辺の沢

昭和59年(1884年)8月26日 赤谷、 昭和60年(1885年)8月3〜4日 岩屋俣井谷

昭和60年(1885年)9月15日 別山谷


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昭和60年(1985年)9月15日 別山谷から御舎利山








4時集合。集合場所には1人だけ?
しばらく待つともう1人が到着
話を聞くと、他の2人は都合が
悪くなってドタキャンだって!

市ノ瀬からスタート。岩屋俣谷と
別山谷の出合には7時20分到着

別山谷は大岩が転がり荒々しい様相
どんどん高度を稼ぎ、8時30分頃
15mの大滝。左からの高巻きに
1時間ほどかかってしまう(汗)

幾つかの滝を直登後、2段15mの
滝は左の枝沢から乗り越える

ゴルジェ帯の最後は、岩の隙間から
上に出る。11時30分に右から
支沢。3横並びの滝は、右の支沢
から乗り越える















2段滝は、適当に草が生えた右の
スラブを登り、次の2つの滝を
へつりを交えて右から登る

スラブを通過してやっと上の二俣
ここで簡単な昼食。まだまだ気を
抜けない。稜線にはガスが拡がり
天気が心配である...

さあ、ラストスパート! 黄色岩の
滝と狭い岩場を過ぎて後ろを振り
向くと、チブリ尾根の避難小屋が
見える。早く着きたい一心でどんどん
高度を稼ぎ、5m一条の滝で水くみ

水が涸れて、岩壁に行きあたる。右は
怖そうなので、左の岩溝を使い右に
トラバース。ルートを少し誤ったが、
なんとか正規のルートに戻ることが
できた。気を引き締めて先に進もう!














岩が脆くチムニーの連続。数メートル
おきに段差があり、越えるのに難儀
ガスの中、最後の詰めは本当に不気味
岩が抜けて引っこ抜けた時は、右手
1本でぶら下がって命拾い(泣)

気持ち悪いガレを這って、ハイマツに
逃れてやっとひと安心。どんぴしゃりで
御舎利山登山道分岐に出ることができた

こうしてはいられない。速攻で下って、
チブリ尾根避難小屋でやっと乾杯♪

ヘッドランプを頼りに下り、市ノ瀬には
19時13分到着! ばんざーい(^^)/


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昭和60年(1985年)8月3〜4日 岩屋俣川井谷から三ノ峰





長いだけで比較的簡単だと
言われている岩屋俣谷川
小屋泊まりなので7時集合

市ノ瀬駐車場はすでに満車
岩屋俣谷の堰堤を越えるのに
左上の林道を使って時間ロス

沢に入って1時間、別山谷との
二俣までは単調な沢歩き

二俣から30分ほどで3段
約12mのF-1滝

1段目は左を直登。高巻きに
1時間ほどかかってしまう(汗)

幾つか滝を乗り越えスラブ帯を
通過。次の8mの滝を直登




順調にいったのはここまでで
2段10mの滝は右横の岩場を
登るが、上部は脆い岩。必死の
思いで大きく高巻くこととなる

やっと沢に戻ると、またしても
直登不能の滝。右を高巻くことに
なってしまう。

あとは連続する小滝で高度を
稼ぎ、15時10分に二俣出合
左は別山平に抜ける沢で、右より
広くて明るかった

我々は三ノ峰避難小屋を目指し
やや暗い右沢を進むことになる

右に入って15分程で再び分岐
ここもやや水が少ない右に入る








源頭部

しばらく行くと水が涸れたので
水を補給。沢は水が出たり涸れたり
スラブ状でどんどん高度を稼ぐ

水が涸れてからは尾根も低くなり
一面のお花畑。細くて急な沢筋を
お花の藪漕ぎ約1時間(^^)

ハイマツが現れると、ひょっこり
三ノ峰山頂。夜はシュラフカバー
だけでは寒くてカッパ着用...



三ノ峰避難小屋(泊)


乗鞍岳と御岳


御前峰


白水湖方面

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昭和59年(1984年)8月26日 赤谷から南龍ヶ馬場



最初の滝

福井5時集合。別当出合の
駐車場から沢に入る。

堰堤を3つ越えて、最初の
滝は残置ロープを利用して
右端(左岸)から上に出る。

2番目の滝は直登できず、
高巻き。どこから高巻くか
あちこちうろついた後、
右(左岸)の脆い岩場を
登ることになる。

これが怖かった。ボロボロ
崩れ落ちるし足場は不安定
だし。40分ほどかかって
全員無事に越えることができ
たが、この後がかなりの不安。


高巻いた滝
一ノ沢の2段大滝
上で怖いトラバース
二ノ沢出合
赤い岩石からなる谷
三ノ沢出合


四ノ沢出合






赤谷源流

しかしもう戻るわけには
いかず、水に浸かったり、
頭から水をかぶったりして、
どうにか難所をクリア。

中ほどからは平凡なゴーロ
歩きが多くなり、風景を
眺める余裕も出る。赤谷は
名前のとおり赤くて脆い
岩からなっており、砂も
赤色である。






赤谷源流

今頃になっても、ハクサン
コザクラ、ハクサンフウロ、
ニッコウキスゲなどの高山
植物が満開。やはり今年の
冬は長かったのかな..

油坂下の登山道には13時
頃到着。皆が昼食中、1人で
源流探索。帰りは登山道利用。



登山道出合で休憩



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