赤木沢


昭和61年(1986年)8月15日 平成元年(1989年)7月31日 

平成18年(2006年)8月4日 平成29年(2017年)9月15日 


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平成29年(2017年)9月15日 薬師沢小屋〜赤木沢〜北ノ俣岳〜太郎平小屋〜折立(2日目)




出発(6:10)

台風18号が接近していますが、今日は
まだ大丈夫なようです(^^)

5時30分に朝食をガッツリ 頂きます
ご飯が美味しかったです♪

薬師小屋を6時スタート! 最初は
石ゴロゴロの河原歩きです

赤木沢の動画(1分32秒)へGO!

(1日目)折立から薬師沢小屋へGO!



最初は河原歩き(みっちゃん提供)


徒渉(6:38)


へつり(6:55)


へつり失敗(みっちゃん提供)


徒渉(7:02)


徒渉(みっちゃん提供)


黒部川(8:00)


赤木沢出合(8:09)



最初の滝(赤木沢)(みっちゃん提供)

いつもより水量は少ないようです(^^)/
何度か徒渉しますが、水が冷たい!

へつりに失敗して高巻きしますが、
下る場所が怖くていったん退却(苦笑)

流れを観察して思い切って徒渉です。
なんとか難局を切り抜けます(^^)

やっと赤木沢出合に到達します♪
明るい赤木沢に入ってひと安心(^^)/



最初の滝(8:28)


(8:30)


スラブ状の2段滝(8:51)


スラブ状の2段滝(8:53)


スラブ状の2段滝(みっちゃん提供)


右岸を高巻いた滝(8:54)


ここも右岸を高巻き(9:03)


(9:27)


(9:43)


(9:51)


斜滝(10:02)


階段状の滝(10:04)


階段状の滝(10:09)


スラブ状滝(10:17)


階段状(10:21)


大滝(みっちゃん提供)



大滝(10:29)

最初の滝は右端を登ります。殆どの
滝は直登出来ますが、一部高巻きで
越える滝もありました

所々で動画を撮ったので、少し時間が
かかったようです(苦笑)

前方に黒壁が見えてくると、いよいよ
核心部の大滝です

左岸(右手)の岩尾根を登りますが、
手がかりが少なくて怖かったです

上部では木の根が神様に見えました
慎重に掴まって難所を突破します(^^ゝ



大滝の高巻き(みっちゃん提供)


大滝の高巻き(みっちゃん提供)


穏やかになります(10:48)


(10:51)


(みっちゃん提供)


(10:57)


(みっちゃん提供)


(11:00)


(11:03)


(11:06)


水が減ってきます(みっちゃん提供)


水が涸れます(11:30)



源頭部(みっちゃん提供)

大滝を過ぎると、沢は穏やかな様相に
なります。二俣は左に入り、次の二俣も
左に入って中俣乗越を目指します(^^)

水が涸れると草原に出ます。なんとまだ
ハクサンイチゲが咲いていました(^^)/

稜線直下で昼食休憩。コンロでお湯を
沸かしてコーヒーを作ります♪

稜線に出ると、岐阜県側から次々と雲が
流れてきます



薬師岳と赤牛岳(11:37)


薬師岳(みっちゃん提供)


ハクサンイチゲ


ミヤマキンバイ


源頭部の池塘(12:08)


北ノ俣岳(標高2661.2m)(13:30)


薬師岳(13:32)


剣岳が見えます(みっちゃん提供)



ミヤマリンドウ

赤木岳から北ノ俣岳を越えて、太郎平小屋を
目指します

少し休憩後、折立へと下山開始。三角点まで
休みなしで歩いて辛かった(泣)

三角点を過ぎた某所で尾根から転落しました。
膝を打ちましたが、幸運にも木に引っ掛かって、
大事には至りませんでした(汗)
<折立 17:20着>
<亀谷温泉 白樺ハイツ 610円>

(1日目)折立から薬師沢小屋へGO!


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平成18年(2006年)8月4日 薬師沢小屋〜赤木沢〜黒部五郎岳〜北ノ俣岳〜太郎平小屋(2日目)
   <メンバー>単独行

(1日目)折立から薬師沢小屋の記録へGO!

黒部川

最初はゴーロ歩き。次第に両岸が岸壁になり、
あちこちで徒渉。やばいヘツリで緊張しまくり!
薬師沢小屋 5:45(発)
赤木沢出合(本流)

やっと懐かしい赤木沢出合。赤木沢は
3度目ですが、単独は初めてです。
赤木沢出合 7:17

赤木沢出合

念のため、兎平に登って地点確認。
赤木沢には小さな高巻で入ります。

最初の滝

緊張感から解放され、ゆっくり休憩です。
赤木沢で一息 7:30〜40

ナメ滝

ナメ滝

スラブ状の2段滝

右岸を高巻いた滝  高巻き終了8:20

連続する小滝群

稜線が見えました♪

斜滝  8:50

階段状の大滝

スラブ状滝

右岸(左)より枝沢が入ってきます。
標高2165m 9:10〜22

スラブ状滝

全部直登できます。

大滝

赤木沢最大の大滝。ここは左岸を高巻き
しますが、高度感でかなり緊張しました。

赤木源流

また穏やかになります。

赤木源流



二俣

二俣はすべて左を進みます。
標高2220m 9:42



ナメ滝

ナメ滝

ナメ滝

標高2270mの二俣(右沢)

標高2270mの二俣(左沢)

地点確認。標高2270m 10:12

2つに分かれた滝


赤牛岳方面

赤牛や薬師を眺めながら昼食です。 10:29〜59

水晶岳(黒岳)


薬師岳

源頭部のお花畑

中俣乗越

登山靴に履き替える。 11:20〜30

チングルマ群落


赤牛・水晶方面

薬師岳

黒部五郎山頂にて 12:55〜13:00

中俣乗越で沢道具を回収。 14:12〜20

北ノ俣岳 15:44〜53

赤木岳 15:06

ハクサンイチゲ群落と残雪

登山道がかなり広がっています。
夕食に間に合うように、早足歩き。

太郎小屋

よれよれで到着。小屋は満杯!
17:03着


(3日目)薬師岳の記録へGO!



赤木沢周辺で出会った花たち
ムシトリスミレ
シナノキンバイ
ハクサンイチゲ(1)
ミネズオウ
ミヤマダイモンジソウ
イワツメクサ
チシマギキョウ(1)
チングルマ(1)
チングルマ(2)
アオノツガザクラ
ミツバオウレン
イワカガミ
ハクサンイチゲ(2)
ヘビイチゴ
チシマギキョウ(2)
ミヤマダイコンソウ
イワイチョウ(1)
タテヤマリンドウ
アキノキリンソウ
ハクサンシャクナゲ
チングルマ(3)
ミヤマキンバイ
イワイチョウ(2)
モミジカラマツ

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平成元年(1989年)7月31日 赤木沢


薬師沢小屋付近
本流

7月30日

待望の梅雨明け宣言は7月19日前後。
ところが梅雨明けは早かった割には、
関東を中心に集中豪雨で、日本海側は
フェーン現象による猛暑の日々。

福井を5時45分に出発。亀谷温泉から
有料道路であるが、スリル満点!

折立には8時30分到着で、9時出発!
相棒のKさんは山の全くの初心者だが、
元気一杯でハイペースで登って行く。

太郎小屋には11時47分到着(昼食)
薬師沢小屋には14時35分到着。
さっそくビールで乾杯♪





7月31日

4時起床で4時30分出発。あたりは
まだ薄暗く、水も凍えるような冷たさ(汗)

途中の中州で簡単な朝食。この後2回ほど
徒渉があり、水が冷たくて水量も多い!

休憩を2回ほどとって、赤木沢出合には
7時10分到着。

陽当たりが良い赤木沢に入ってひと安心。
やっと心が和むのであった。

大滝下
大滝




前回と違ってかなりの水量のナメ滝を
どんどん直登。日差しが射して快適♪

稜線を眺めながらどんどん高度を稼ぎ、
最大の大滝を右(左岸)から高巻いた
ところで昼食休憩。

前回は左に入った二俣を、今回は
右に入ったのである。

この右沢はやや急で小滝が連続。
それを過ぎると一面のお花畑。

最後はハイマツと残雪。12時前に
無事登山道に出る。





源頭部(薬師岳方面)


予定では黒部五郎岳を往復するつもり
だったが、Kさんが足を痛めて断念。
初めての北アが沢登りでは、かなり
辛かったと思われる。

太郎小屋に15時35分到着。時間が
あるのでビールで憩いのひととき。

翌日は雨で薬師岳は中止。朝食後に下山
開始。亀谷温泉で汗を流し、12時30分に
帰宅。
源頭部
薬師岳方面

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昭和61年(1986年)8月15日 赤木沢・五郎沢・祖父沢



折立から入山(8月14日)



黒部源流(赤木沢出合付近)

<8月13日>
北アの入門沢として山岳誌に
紹介されて有名な赤木沢。

14日午前2時30分頃出発。
立山ICまで高速利用。亀谷の
ゲート前には5時20分到着。

ゲートは6時開門。白ナンバーの
大型バスがノロノロ運転で大渋滞。
途中やっと追い抜いて、折立には
6時40分到着。

折立出発は7時。Tominagaさんを
先頭にゆっくりペース。太郎平には
11時到着。昼食を摂ってから、
憧れの薬師沢に下り、適当な場所で
今夜はビバークである。



赤木沢 F1(8月15日)


F2ナメ滝

2段F3
8mF4


2段F6


小滝群F7


なだらかなナメ滝F8


スラブF9下部



スラブF9上部

<8月14日>
ビバーク地を5時出発。出合
からいきなり立派な巻き道。
すぐ3段のF1滝。続いてナメ滝。

ウマ沢出合を地図で再確認して
2段のF3。写真を撮ったり、
遡行図を書いたり、実に忙しい。

6時40分にF8のナメ滝。友人や
山岳誌の写真を見ているせいで、
あちこち見覚えのある風景。この
付近で沢下りのグループとすれ違う。

赤木沢最大のF10大滝には7時
到着。水量が少ないといっても
下から見上げるとかなりの迫力。
うまい具合に右(左岸)に巻き道が
あり、なんとか無事に大滝の上に
出ることができた。


赤木沢最大の大滝F10
大滝F10


大スラブ帯



大スラブ帯

谷は相変わらず広々と明るく
快適。2225mの二俣を左に、
次の2237mの二俣も左に
入って先へ進む。

このあたりから水量も少なく
なり、気分も和らいでくる。

最後の二俣をまた左に入り、
スラブ帯をノンビリ歩いて
8時16分に水くみ。

右の涸沢を詰め、稜線直下の
雪田には8時40分到着。

途中でわらじが幾つか捨てて
あり、沢たびの下に着けた
ところ履き心地満点。この後、
ずっと履いて歩いたのである。


二俣左(左に入る)
二俣右


源頭部のお花畑


黒部五郎岳にて


黒部五郎小舍



カール底にて

雪田でコーヒーを沸かし
お花畑を見ながらひと休み。
残念ながら稜線は薄曇りで
展望は今ひとつであった。

お花畑を楽しみながら、黒部
五郎岳分岐には13時到着。
若いパーティが明日赤木沢に
行くというので遡行図を渡した
ところ、非常に感謝された。

山頂を往復した時に、会の仲間に
出遭ってしばし歓談。昼食後、
黒部五郎小舍には13時35分
到着。ここから五郎沢を下り、
祖父沢を登って雲ノ平を目指すが、
Tominagaさんがバテてしまって、
いろいろ手間取り、祖父沢の途中で
完全に日没。キャンプ場には
19時15分到着であった。

雨の中、震えながらテントを張り、
やっと夕食となる。


黒部五郎カール

祖父沢
黒部源流出合

<8月16日>..................................
ゆっくり歩いて、太郎平小屋に13時到着。
折立に16時50分到着。天候には恵まれ
なかったが、憧れの赤木沢をやりおおせて、
大満足。車に乗るとすぐ土砂降りになった。

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